愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 5月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。
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北知多フリモ(フリーペーパー)2025年7月号
愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 5月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。
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怒りの制御を
私たちの心の機能に「刺激防壁」があります。
音・光・温度・言葉・態度といった刺激に対して、それを上手に選択して取り入れたり、冷静に考えて対処したりするための機能です。
刺激防壁は、疲れると誰もが低下するといわれています。疲れていると他人の言葉に反応しやすくなる、といった体験が皆さんにもあるかもしれません。
認知症ケアでは、毎日続く疲労感のため、言葉や態度、行動に反応しやすくなります。
認知症者の短期記憶障害に対して、理解はしているのですが、つい「何度いったらわかるの」と感情的に反応したり、「私の財布を盗んだでしょ」という物取られ妄想に、「こんなに介護しているのに泥棒扱いされた」と怒りが生じたりします。
怒りには少し時間をおくことが必要です。
アンガーマネジメント(怒りの制御)に「6秒ルール」というものがあります。
6秒を過ぎると怒りが収まっていくので、深呼吸をしてみたり、介護ベットから離れてみたりすると、気持ちが落ち着く可能性があります。
ケアに疲れているところに罵声を浴びせられ、「死にたい」と感じる介護者もいます。
少し時間を置くことで、反応から生じている感情は収まっていき、冷静さを取り戻して「対応」できるようになります。
介護者に「自分の時間をつくりましょう」と言うのは、否定的感情を収め、刺激防壁の回復につなげるためなのです。
「時間置き 怒りの制御を してみては」
アイゼン、心の俳句・・・。
適切に声掛けを
認知症の人が、道がわからなくなった時、不安と困惑でいっぱいな時に声をかけると、驚かせてしまうことがあるようです。
わが町愛知県東浦町の「認知症サポーター養成講座」には、認知症の人への声掛けを学ぶ講座があります。
声掛けのポイントとして、
①後ろから声をかけない
②できるだけ一人で声をかける
③穏やかにはっきりと話す
④相手の話に耳を傾ける
場合によっては、警察や役所に連絡する、を挙げています。
私たちはつい「失礼かもしれない」「おせっかいかも」と、困っている人がいても声かけをちゅうちょしてしまいがちです。
後悔しながら立ち去るよりも、勇気を出して声をかけましょう。
その経験は、心を豊かにするはずです。
「適切に 勇気をもって 声かけを」
アイゼン、心の俳句・・・。
高齢者の運転はいつまで?
高齢者に車の運転を続けさせるかは、家族の大きな悩みです。
やめることで本人の自尊心を損ねたり、交通手段に困ったりするほか、認知症になるリスクも高まるといいます。
ある男性の妻は、75歳以上の人に義務付けられている認知機能検査を受け、「認知症のおそれがある」との結果が届きました。
医師の診断書の提出を求める用紙も添えられ、病院を受診すると「認知症ではないが認知機能の低下がみられ、今後認知症となる恐れがある」と医師の話でした。
そしてその診断書を提出すると、免許証は更新されたそうです。
道交法では、免許更新期間の満了年齢が75歳以上の人に認知機能検査を義務付けます。
ただ、この男性の妻のように、認知症の恐れありと結果がでても、医師が認知症ではないと診断すると、講習の後に更新できるのです。
実際、運転をやめることで、認知症のリスクが高まるとのデータがあります。
調べでは、運転をやめた人が要介護状態になる可能性は、続けた人の約8倍だそうです。
運転をやめて生活の範囲が小さくなると、要介護や認知症になるリスクが非常に高まります。
安全に運転ができるなら、続けた方がよさそうです。
では、運転技術が安全かどうかは、どう見極めればいいでしょうか?
高齢者が運転する時に家族が見るべきポイントとして
●一時停止で止まるか
●交差点などで左右を確認しているか
●手前の方からゆっくりブレーキをかけているか
●黄色信号を無視して行ってしまわないか
などを挙げます。
加齢や認知機能の面で運転が不安なドライバーに勧めるのは、安全運転サポート車(サポカー)への乗り換えです。
サポカーは、自動ブレーキや踏み間違いによる急発進を抑制する装置などを備えています。
今乗る車にこれらの機能を付けられる場合もあり、踏み間違いを防ぐ装置は10万円前後です。
サポカーに乗ることで高齢者の運転寿命を延ばせて社会も安全になりそうですね。
「サポカーへ 乗り換え有効 考えよ」
アイゼン、心の俳句・・・。
シニアの交流の場
「団塊の世代」が後期高齢者(75歳以上)となった昨今、シニア世代の社会参加を後押しする動きが加速しているようです。
各地では産官学などが連携し、外出や交流を促すことで、健康寿命を延ばす「仕掛けづくり」が進められています。
例えば、愛知県豊田市で開かれたシニア向けのドローン教室。手のひらサイズのドローンをスマートフォンで操縦し、空中での写真撮影に挑みます。「最新の技術は刺激になる」と参加者も大喜びだったようです。
他にもフラダンスを取り入れた運動、栄養について学ぶランチ会など、多彩なプログラムがあるそうです。
また、資源ごみの回収場所やカフェスペースなどからなる拠点を新設し、外出や交流の機会を作り出すことを狙うことで、より自然な形でシニア世代の社会参加を促す試みもあるようです。
体操など「通いの場」に関心がない人でも、日常の同線の中なら社会とつながりやすい利点があります。
ゴミ出しついでに交流が生まれ、拠点に足を運ぶことが日課になった例もあるそうです。
全国75の自治体と高齢者約20万人の調査に取り組む日本老年学的評価研究機構によると、スポーツや趣味など参加する組織の種類が多いほど、要介護認定を受けるリスクが低減できることが明らかになっています。
例えば、歩くことは健康に良いという知識を提供するだけでは、人々の行動を変えるのは難しいものです。
街の歩きやすさやネット利用のしやすさなど、背景にある環境要因に目をむけていくことが重要です。
産官学が共創し、自然に健康になれる環境づくりができるといいですね。
「いつまでも 元気シニアの 交流を」
アイゼン、心の俳句・・・。
認知症サポーター養成テキスト改正へ
正しい知識と理解で、認知症の人や家族を手助けする「認知症サポーター」。
自治体などが行う養成講座で使う全国共通の標準テキストが、認知症を「自分事」として受け止めて共生社会をつくるという考え方を軸に、改正されました。
今までのテキストは症状や接し方などの知識に重点が置かれ、一緒に地域づくりをする視点が希薄でした。
「認知症は何もできない人」という負のイメージを取り除く狙いもあるようです。
養成講座は、自治体や企業などが2005年度からスタート。
認知症サポーターは約1,450万人いて、見守りや傾聴、認知症の人や家族と交流する認知症カフェなどの活動を各地域で行っています。
新テキストは認知症を自分事として考えて共生社会をつくることに重点を置き、当事者の声を手厚く盛り込んだのが特徴のようです。
これまでは支える、支えられるという立場で壁がありました。
病気のため一方的に支えられる立場の人ではなく、できる事があくさんある一人の人として人権を尊重する考えが広まって欲しいものです。
認知症の人が共生社会の中で役割を持ち、一緒に地域づくりをする。サポーターというよりパートナーをいう存在として考えた方がいいですね。
「認知症 自分事とし 学びたる」
アイゼン、心の俳句・・・。
北知多フリモ(フリーペーパー)2025年5月号
愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 5月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。
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ホームページをリニューアルしました。
日頃より株式会社アイゼンのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
この度、ホームページを全面的にリニューアルいたしました。
より使いやすいホームページを目指して、デザインとページの構成を見直し、新規機能を追加いたしました。
これまで以上に、お客様に有益な情報をお伝えできるように努めて参ります。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
次の没頭をみつけよう
介護が一段落した人に、過去のことばかり考えて落ち込んだり、将来の不安が襲ってきたりして眠れなくなるといった人がいるようです。
献身的に親や配偶者の介護に没頭する人にとって、考えるのは今日のことばかりでしょう。
毎日の介護の役割をこなすことで精いっぱいなのです。
ところが、要介護者が施設に入所したり他界したりすると、心のバランスが乱れてしまいます。
やるべきことが目の前にあり、没頭できる方が悩まないのです。
没頭していた対象を失った時に注意が必要です。
認知症介護が施設入所や他界などで終わる時に備えて、介護者が「次に没頭できること」を家族で話し合うことも大切です。
介護が終わることは介護者にとっては喪失体験です。
でもそれは、介護者から離れ、かつての自分や本来の自分に戻るチャンスでもあるのです。
「介護後は 次の没頭 見つけよう」
アイゼン、心の俳句…。
不眠対策を相談
アメリカのあるクリニックの報告では、軽度、中等度の認知症の25%以上、重度では50%に睡眠障害を認めるそうです。
認知症の人が寝てくれないと介護者も安心して寝られず、疲労やストレスがたまっていきます。
不眠の原因は、体内時計の変化、時間や場所が分からなくなる見当識障害、幻覚や被害妄想、日中に寝てしまう、頻回のトイレ、他の病気の影響など様々です。
原因を医療スタッフと一緒に考えてもらいましょう。
服用薬も確認してもらってください。
不眠や足をムズムズさせる副作用がある薬もあるようです。
夜中に起きた時の対応も伝えます。
介護者が落ち着いていないと認知症の人は混乱します。
トイレに行きたいのかもしれませんし、怖い夢を見たかもしれません。
医師に
①昼間の活動
②夜の様子
③他の病気
④飲んでいる薬
を書いたメモを渡すと良いでしょう。
日中に決まった活動を取り入れたり、カフェインや水分の摂取を控えたり、といった工夫で睡眠が取れることもあります。
だめな時には睡眠薬を使うようですが、最も効果が出る時間とそれが継続する時間は種類によって異なります。
服用一時間後に効果のピークが出て、三時間程度継続するものを夜九時に飲ませても、翌一時には目が覚めてしまいます。
途中で起きると転倒リスクも高まります。
一日の活動と夜の様子をしっかり医師に伝えるためにメモを活用しましょう。
「不眠症 対策みんなで 考えよう」
アイゼン、心の俳句…。
相手の見え方を理解する
認知症の親を介護している方の中には、
「何度言ったらわかってくれるの」
「周りは口を出すだけで介護の現状を分かっていない」
こうした言葉に心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
相手を「分かってあげる」ためには、自分の「レンズ」ではなく、相手のレンズで知ることが大切です。
自分がどこにいて、誰かもわからなくなっていく認知症の人は、どんなふうに家族や周りを見ているのでしょう。
睡眠もろくに取れずに認知症の介護を続ける方は、どんな思いで毎日を過ごしているのでしょうか…。
相手のレンズで世界を見るのは難しいことですが、自分のレンズとは違うと理解することが、互いを尊重し理解につながるのです。
分かるのではなく、分かってあげる、「理解を提供」するということです。
少なくとも理解しようとしている姿勢を維持していきたいものです。
「レンズかけ 相手の見え方 理解しよう」
アイゼン、心の俳句…。
AI介護
人工知能(AI)を使った機器を導入する動きが介護現場でも広がっています。
転倒防止のための歩行分析や施設での見守りを担わせ、高齢者の日常生活動作を向上させ、職員の負担を軽減することなどが狙いです。
人手不足を背景に国は介護ロボットや情報通信技術(ICT)の導入に前のめりのようですが、「導入で人を減らせるわけではない」などと抵抗感を示す事業所も多いようです。
厚生労働省はICTの活用などが進んだ施設で人員配置基準を緩和する方向で検討しています。
ですが、老人福祉施設の関係者で作る団体が、全国の特別養護老人ホームなどの施設長を対象に行った調査では、
「ICTで職員が減るのは本末転倒」
「介護は人間対人間、細やかな心配りが必要」
などの声が目立ったそうです。
介護現場にあるAIなどへの抵抗感について、医療系AIの開発などを手掛ける研究所は
「例えばベテラン介護職の技術や視点を伝授する人材育成のAIなら受け入れられるのでは?よりよい介護のため、AIは開発者と介護者が一緒に作るという意識を広げたい」
と話されているそうです。
「介護でも AI導入 広がりも」
アイゼン、心の俳句…。
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