かつては若者の問題とされていたひきこもり。
今、問題視されているのは、中高年です。
国が昨年3月に公表した調査結果によると、40~64歳のひきこもり状態の人は推計で約61万人にもなるそうです。
バブル崩壊後、国内の景気は低迷し、若者たちは超就職難に見舞われました。
2008年にはリーマンショックもありました。
80代の高齢の親が、引きこもる50代の子どもの面倒を見る状況は「8050(はちまるごーまる)問題」と呼ばれ、親亡き後、子どもが頼る人を失うことが懸念されています。
非正規の仕事にしか就けなかったり、リーマンショックで雇い止めに遭ったりしたことが生きづらさにつながっているのかもしれません。
「高齢化 見えぬ将来 不安なり」
アイゼン、心の俳句…。