前回のブログ介護予防について考える①(1月20日)の続きです。
年をとって心身の活力が低下した状態を「フレイル」といいます。
多くの人が「フレイル」を経て、要介護状態に陥ると考えられています。
「フレイル」のもっとも大きな原因の一つが筋肉の衰えです。
①両手足の筋肉量
②握力
③歩行速度
の3つの指標で判断します。
筋肉が衰えると、転倒、骨折、認知症になるリスクを高めます。
元気なうちに足腰を鍛える介護予防体操をご紹介します!
●腰痛を防ぐ体操
・膝抱え
片足をいすにのせ、股関節と膝関節を十分に曲げます。
膝を抱きかかえ、胸に引き付けることを意識します。
●膝の痛みを防ぐ体操
・膝締め
手を合わせて膝の間に入れ、手を挟むように膝を押し合います。
・下肢の水平移動
下肢を前方に伸ばし、水平移動をゆっくりと行います。
膝頭が上を向いたまま行うようにします
●転倒を防ぐ体操
・歩く能力を高めるステップ
片側の太ももを持ち上げ、上から両足で押さえるように力をいれます。
肘を曲げ、胸の前で保持します。膝が肘につくように、左右交互に持ち上げます。
持病がある方は運動をしても問題がないか医師に確認してください。
フレイルをチェックすることで、自分の「老い」を見える化することができます。
栄養と運動、社会参加は三位一体です。
これまで好んで続けてきた趣味や好きなことを深め、人とのつながりを続けましょう。
「介護予防 健康寿命を 伸ばそうよ」
アイゼン、心の俳句…。