多くの薬が処方されると、同じような薬を重複して飲んだり、薬物間の相互作用が起きたりして、副作用の心配が大きくなります。
高齢者は記憶力が低下するため、飲んだことを忘れて飲み過ぎたり、視力の衰えから薬を間違えたりしがちです。
薬を代謝、分解する機能も落ちているので、より副作用が出やすくなります。
高齢者は医師との関係に「権威」「親しみやすさ」を重視しているとの報告があるそうです。
そうした要素を備えた医師の処方薬には「信頼」が投影され、疑いなく飲んでいる高齢者はとても多いものです。
でも、高齢者への多剤投与は医療の大きな課題です。
その薬は、本当に必要でしょうか?
もう一度、家族で話し合ってみてはどうでしょうか。
「多種類の クスリの服薬 リスクあり」
アイゼン、心の俳句・・・。