パソコンやスマートフォンが普及している今日、手書きの文字を見て温かい気持ちになりませんか?
認知症になると、文章を理解する能力が低下しがちです。
でも、手書きの文字が記憶や温かい感情を呼び起こすことがあるようです。
手紙というアナログ伝達には、デジタル伝達にはない多くの意味があります。
手書きの文字には家族の思い出が詰まっています。
私たちが書いている文字は、小学生の時に両親に見せていたノートや、夫や妻と恋人同士だった頃に交換した手紙の文字です。
「認知症だから文字を読めないだろう」と諦めている人もいるでしょうが、「手紙をもらったという体験」が大切なのです。
コロナ禍で施設や病院での面会が制限されています。
こんな時代だからこそ、手書きの手紙を送りましょう。
書くことは私たちの心の整理にも役立ちます。
両親と過ごした幼い頃、妻や夫と出会った若い頃のことを、手紙に書いて思い出してみましょう。
「手紙には 気持ち温か 手書き文字」
アイゼン、心の俳句・・・。