普段、介護に関わっていない親族は罪悪感や不安から「何かしてあげないといけない」と考え、いろんな行動にでたり、口を出したりしがちです。
ですが、介護を中心的に担っている側からすると「そんなことはわかっている」「今さらそんなことをされても・・・」という気持ちになることが多いでしょう。
家族介護はほとんどの場合、負担が一人に集中しています。
そして、介護する人、される人の関係性が強くなればなるほど、ほかのメンバーは介護から離れていきます。
介護に関する知識や、介護を受ける人の現在の状態など、情報の差が大きくなるのは当然です。
たとえ悪気がなくても、介護者以外のメンバーは介護者に「余計なおせっかい」をしてしまいがちなのです。
少しでも介護者の力になるには、どうすればいいでしょうか?
介護者に敬意を払い、話をしっかりと聞くことです。
介護について誰よりも理解しているのは、介護者です。
知ったかぶりをして、上から目線であれこれとアドバイスしてはいけません。
介護者が何に困っているのかを理解した上で、自分に何ができるのかを考えましょう。
「介護者の 身になり助けを 考える」
アイゼン、心の俳句・・・。