認知症のサインにはどんなものがあるのでしょうか?
たとえば、同じことを何度も尋ねたり、以前に尋ねたことを忘れたりすることがあります。
文章を書いたり、計算することが難しくなっていて、それを本人が気にしていない場合もあります。
人間関係や社会参加を避けるようになることもあります。
また、自分が慣れ親しんだ場所、やり方でないと混乱することがあります。
同じものを何度も買ってきてしまう、というのもサインの一つで、それは、家族が冷蔵庫の中を確認すれば気づくことができます。
入浴したがらないという場合もあります。
服の着脱が苦手になってきているからです。
認知症による記憶障害の典型的な特徴は本人が物忘れに気づいていないということです。
本人に自覚がなく、家族が心配しているという場合、認知症を疑う必要があります。
ただ、認知症でも、初期段階で本人が記憶障害を自覚するケースがあるようです。
ほかの病気の可能性も含め、この時が医療とつながるチャンスとし、家族も受診を勧めましょう。
「自覚なき 物忘れには ご注意を」
アイゼン、心の俳句…。