「8050問題」「7040問題」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ひきこもりの子どもとその親が年を取り、80代や70代の高齢の親が50代、40代の子どもを支えていることで生じる問題をいいます。
引きこもりになる原因は、発達障害や精神疾患、知的障害、性格特性など様々です。
早くから支援を受ければ引きこもりの長期化は避けられることが多いようですが、精神科や心療内科に行くことに抵抗を感じる親もいますし、経済力があれば子どもは自立せずとも暮らせます。
でも、年老いた親は身体的、精神的に弱っていき、認知症になることだってあるわけです。
親が認知症になって生活能力が低下して、親子ともに健康状態が悪化したり、家がごみ屋敷のようになったり、無理心中を図ったりすることが大きな社会問題となっています。
もしご自身や、親族に心当たりのある親子がいれば、勇気を出して相談窓口に連絡してください。
近所に心配な家庭があれば、民生委員や児童委員に伝えてください。
周囲が早くから気づき、介入することが悲劇を防ぎます。
「引きこもり 勇気を出して 相談を」
アイゼン、心の俳句…。