暗くなると物が見えにくい、すぐ目が疲れる…。
こんな症状に悩まされる中高年は多いですが、「年のせい」と軽く考えてはいけません。
緑内障や加齢黄斑変性といった病気が原因かもしれず、進行すれば失明の恐れもあります。
「フレイル」は加齢によって体のさまざまな機能が低下した状態です。
健康と要介護状態の中間の段階に位置づけられるとして、日本老年医学会が提唱しました。
「アイフレイル」は、目に特化した概念です。
目の健康は、日常生活の質を保つためにとても重要です。
目が不調だと、読書やスポーツといった趣味を楽しめない、車の運転が不安、外出がおっくうになるなど様々な支障が出て、心身の健康を損なう要因になります。
新聞に掲載されていたアイフレイルのチェックリストでセルフチェックをしてみませんか?
■目が疲れやすくなった
■夕方になると見にくくなることがある
■新聞や本を長時間見ることが減った
■食事の時にテーブルを汚すことがある
■眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが増えた
■まぶしく感じやすい
■まばたきをしないとはっきり見えないことがある
■まっすぐの線が波打って見えることがある
■段差や階段で危ないと感じたことがある
■信号や道路標識を見落としたことがある
2つ以上あてはまる場合はアイフレイルの可能性があるようです。
眼科に受診してみてもいいかもしれませんね。
「目の疲れ 早期受診で 健康維持」
アイゼン、心の俳句…。