45~65歳の中年期の認知症リスク要因として挙げられているのは高血圧・肥満・難聴だそうです。
高血圧の状態が続くと、血管が硬くなる動脈硬化が進行しやすいようです。
その結果、脳梗塞や脳出血を引き起こすと「血管性認知症」の原因になりやすいといわれています。
一方、認知症全体の6割以上を占める「アルツハイマー型認知症」の原因は、タンパク質「アミロイドβ」です。
脳内に蓄積されたアミロイドβが神経細胞を破壊することで引き起こされます。
アルツハイマー型の患者は高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病を合併している例が多いそうです。
また、難聴は人の話やテレビなどの声が聞こえにくくなり、脳に入る情報が減ることの影響が大きいと考えられているそうです。
早めに補聴器をつけ、頭を使って考えることが欠かせないようです。
65歳以上の晩年期は、喫煙・うつ・運動不足・社会的孤立・糖尿病の五つが認知症のリスク要因といわれているそうです。
他人と会話をすることはとても重要で、その際に取り入れるといいのが、「回想法」です。
記憶を引き出す古い写真や使っていた道具、思い出の品などを見ながら話しをします。
高齢者は今のことは忘れがちですが、昔のことはよく覚えています。
昔のことを思い出しながら楽しく会話すると感情や理性、記憶をつかさどる脳の前頭前野の血流が増えるという研究もあるといいます。
筋肉と同じで、頭も鍛えないと衰えてしまいます。
楽しく生きるもとになる元気脳を作っていきましょう。
「夢希望 楽しく生きる 元気脳」
アイゼン、心の俳句…。