介護では家族の役割分担が大切です。
介護が実際に始まる前から
「誰が何をやれるのか」
「休養日をどう作るのか」
などを話し合っておくことが重要だと指摘する専門家もいます。
こうした役割分担を決めないまま介護が始まると、認知症の人と同居する人ばかりに意図せず負担が集中し、ほかの親族が「介護は〇〇がやっている」と安易に考えるようになってしまいます。
認知症の人と同居している人は、意識して「休養日」を設けましょう。
月1回でもいいので、介護から離れる日を予定として組み込み、きょうだいなどの親類に介護を預けるのです。
長い介護を乗り切る上で休みは欠かせず、ほかの親類に介護の大変さをわかってもらうことにもつながります。
また、介護以外のことを他の人に頼んでみるのもいいです。
仕事帰りにおむつを買ってきてもらうなど、小さなことでも参加してもらうことが大切です。
それが家族の団結も高めます。
「意識して 休養する日を 取り入れて」
アイゼン、心の俳句…。