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認知症と基本法

9月は「認知症月間」で、21日は「認知症の日」だそうです。

認知症に関する初の法律「認知症基本法」が1月に施行され、政府は今秋、認知症施策推進基本計画を策定する予定です。

新聞に載っていた、認知症の現状と政府の施策、早期発見の目安などを紹介します。

 

~現在と将来推計~

2040年には3人に1人が認知症かMCIに。

65歳以上の高齢者のうちおよそ3人に1人は認知症かその前の段階軽度認知障害(MCI)になるそう。

高齢になるほど有病率は上がるため将来にはさらに増える可能性がある。

 

~早期発見の目安~

◆もの忘れがひどい

□今、切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる

□同じことを何度も言う、問う、する

□しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探し物をしている

□財布、通帳、衣類などを盗まれたと人を疑う

 

◆判断・理解力が衰える

□料理、片付け、計算、運転などのミスが多くなった

□新しいことが覚えられない

□話のつじつまが合わない

□テレビ番組の内容が理解できなくなった

 

◆時間・場所が分からない

□約束の日時や場所を間違えるようになった

□慣れた道でも迷うことがある

 

◆人柄がかわる

□ささいなことで怒りっぽくなった

□周りへの気遣いがなくなり頑固になった

□自分の失敗を人のせいにする

□「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた

 

◆不安感が強い

□一人になると怖がったり、さみしがったりする

□外出時、持ち物を何度も確かめる

□「頭が変になった」と本人が訴える

 

◆意欲がなくなる

□下着を替えず、身だしなみを構わなくなった

□趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった

□ふさぎ込んで何をするにもおっくうになり、いやがる

 

認知症も早く見つけて対応することが肝心。

 

いくつか思い当たることがあれば「一応専門家に相談してみること」が良い。

 

公益社団法人「認知症の人と家族の会」が作成した冊子「認知症と向き合うあなたへ」では、認知症とともに生きるための8ヶ条が記されています。

 

認知症と生きるための8か条

1条:認知症の診断で人生は終わらない

2条:正しい情報を得よう

3条:制度を知り、活用しよう

4条:家族だけで抱えこまないで

5条:仲間と支援者を探そう

6条:職場の上司や親族などに病名を伝えよう

7条:社会や地域とつながろう

8条:家族で話し合っておこう

 

 

新薬「レカネマブ」について

病気の原因物質を除くことで進行の抑制を狙った初の認知症新薬「レカネマブ(商品名:レケンビ)」が公的医療保険の対象となり注目を集めている。
ただ治験では、副作用とみられる症状が発生した。
このため厚労省は、薬を使用する医療機関の要件として、
MRI検査で副作用の有無を確認できることを求めている。

 

認知症基本法には、認知症の人を主語に認知症に関するあらゆる分野での研究開発、就労、施策などに当事者がそこに関わる、参画していくこととしています。

 

認知症への取り組みから多様性を認め、自分らしく生きる社会に変わっていくのです。
(公益社団法人 代表理事の言葉)

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