大量のごみ、物品が屋内や敷地に放置された「ごみ屋敷」の総数は5,220件以上に上ることが、環境省による初の件数調査で判明しました。
ごみ屋敷は高齢者や社会的孤立、経済的困窮などが背景とされ、対応の難しさが浮かんでいます。
放置すると近隣トラブルや環境悪化の原因となるため、環境省は調査結果を全国の自治体に周知し、対策に生かしてもらうようにしています。
ごみ屋敷の把握件数を都道府県別にみると、東京が最多で、愛知、千葉と続くようです。改善した割合は広島が最も多く、次いで愛知。
理由は「住人への助言・指導」
「住人の転居・死去」
「関係部署や機関との包括的支援」などだそうです。
解決に向けた課題は、
「住人への指導・支援方法」
「役所内での連携」「周辺住民の理解」
などが目立っています。
「本人がごみではないと主張した時の対応が課題」
との意見もあるそうです。