食べ物をかんで、飲み込むことが難しい人のために柔らかくした嚥下食。
食材を長く煮たり、ミキサーでペースト状にしてから形成したりしてつくられることが多いですが、揚げ物など対応の難しい料理も手軽にかなえる調理家電があるそうです。
その調理家電は「デリソフター」。
柔らかくしたい食材や料理を専用の皿にのせ、炊飯器を一回り大きくした機器の中に、水200㎖と一緒に入れてスイッチを押だけ。
蒸気と圧力で、12~29分で食材を柔らかくできるそうです。
調理時間が短くなり、見た目もほぼ変わらないそうです。
一般的な嚥下食作りでは、通常より30~60分長く時間がかかることが多いそうです。
また、見た目が元の料理とかけ離れ、食感も損なわれるため、嫌がる人が多いようです。
しかしデリソフターだと、豆やキノコなど加工しにくい食材はあるものの、調理時間が短くなり、見た目もほぼ変わりません。
家族や周りの人と同じものを食べられることは、とてもうれしいことですね。
「同じ飯 囲む喜び 叶えます」
アイゼン、心の俳句…。