重い要介護状態でも自宅で過ごしたいと願う高齢者は少なくないでしょう。
ただ、多くの医療・介護サービスを使うための費用もかさみます。
そんな時は、障害者福祉の制度「特別障害者手当」が味方になってくれるかもしれません。
寝たきり状態の人ならば受給できる可能性があるそうです。
しかし、「高齢者」「障害者」と縦割りの福祉制度の中で、手当の存在が埋もれてしまっているようです。
特別障害者手当は重度障害者の所得保障として1986年にでき、寝たきりで、常時介護を必要とする在宅の20才以上の人が対象です。
申請した上で、要件を満たしていれば、月額2万7350円が支給されるようです。
申請は、医師に所定の診断書に記入してもらい、必要書類とともに住所地の区市町村窓口に提出します。
所得制限など支給要件があり、手続きの詳細は、窓口で尋ねてください。
ただ、高齢者の主治医は障害者の制度に詳しくない人も少なくないようです。
脳血管障害や認知症、在宅診療に詳しい医師に依頼する必要がありそうです。
「在宅の 重度介護は 聞いてみて」
アイゼン、心の俳句・・・。