廃校になった小学校を改装し、高齢者住宅や障害者支援施設などを整備する取り組みが、栃木県那須町で進んでいるそうです。
目指すのは、障害の有無にかかわらず、高齢者から子育て世代までが集う交流拠点づくりです。
個人的な生活課題を地域のみんなで考えて解決しようと、必要なサービスを作りだしていくプロジェクトです。
計画では今後、校舎一階に高齢者デイサービスや児童発達支援センター、放課後等デイサービス、障害者の就労支援施設ができるそうです。
講演会などが開ける交流センターも開設。
二階には、外国人やひとり親家庭など多世代が入居できるバリアフリーのセーフティネット住宅やゲストハウスが整備されます。
体育館は災害時の避難所としてそのまま使用するそうです。
居住者の経済的な自立を支援し、多世代が支え合いながら文化的な暮らしをする、そんな地域包括ケアの拠点にしたいと担当者はおっしゃいます。
都市部でも、使っていない建物を活用した共生社会の拠点づくりが進んでいます。
障害の有無にかかわらず一緒に暮らし、働けるまちづくりができるといいですね。
「廃校後 地域の拠点へ 再生を」
アイゼン、心の俳句・・・。