耳の不自由な人が薬局でスムーズにコミュニケーションを取れるようにと、愛知県豊橋市では、ろう者や手話通訳者らのグループが、指さすことで意思疎通や情報のやりとりができる「絵カード」を作り、普及を図っているそうです。
絵カードは1セット32枚。
「声が聞こえるか」など、コミュニケーション方法を確認するカードをはじめ、アレルギーの有無や生活習慣などを尋ねるカードがあるそうです。
聞きたいこと、伝えたいことに関するカードを示し、そこに描かれた絵や文字を指さしながら、やりとりをします。
ろう者の中には、音声言語で話す人の動きを読み取り、内容を理解する人がいます。
しかし最近は、コロナ禍でみんながマスクをしているため、筆談に頼らざるを得ない場面が増えているといいます。
病気や薬に関するやりとりは、専門用語が多く、手話や筆談ではつたえづらいものです。
絵カードを活用することにより早く確実に情報がやりとりできて安心できますね。
「カード指し お薬相談 より楽に」
アイゼン、心の俳句・・・。