コロナ禍で、オンラインを使った講義や在宅勤務が急速に普及しました。
病院や介護施設では、話を聞くべき家族がなかなか診察室に入ることができない状況になっています。
そこで、リモート面会などオンラインで家族とコミュニケーションを取る病院や施設も増えています。
老老介護をしている方の診察には、なかなか実家に帰れない子ども達にオンラインで参加をしてもらう取り組みをしている病院もあるようです。
介護に直接協力できなくても症状や介護の様子をより詳細に把握でき、一緒に介護について考える姿勢につながります。
また、介護者の様子を動画に撮り、その様子を主治医に見てもらい、薬を調整してもらうこともできる場合もあるようです。
動画を遠く離れた家族に見てもらうことによって知ってもらうこともできます。
介護への協力をお願いするには「知ってもらう」ことが大切です。
年老いた親が故郷にいる子ども達は数日に一度でもいいので、オンラインで話し合いの場を持つようにしてください。
それだけでも、老老介護をしている親の孤独感や孤立感は解消されます。
直接手伝えなくても、今の状況を話せる場があることは介護の支えになるはずです。
「会えずでも 現状共有 オンライン」
アイゼン、心の俳句・・・。