介護への考え方や価値観、取り組む姿勢は夫婦で異なります。
そこには、それぞれの幼少期からの家族関係が影響しています。
例えば、三世代家族で育ったAさん。
自分をかわいがってくれた祖母が認知症になりました。
介護する母親を手伝い、オムツを替えたりしてあげていました。
Aさんには介護がいつも身近にあったのです。
一方、夫は核家族で育ち、心の中に介護のイメージがありませんでした。
そのため、介護に対しては、妻に甘えていたようでした。
高齢化が進み、ほとんどの夫婦の関係に親の介護の問題が入り込むようになってきました。
互いがどんな家族の中で育ってきたかを理解すれば、介護は良い方向に進むと思います。
「介護観 育った環境 影響し」
アイゼン、心の俳句・・・。