STAFF BLOG アイゼンのスタッフブログ

怒りの制御を

私たちの心の機能に「刺激防壁」があります。

音・光・温度・言葉・態度といった刺激に対して、それを上手に選択して取り入れたり、冷静に考えて対処したりするための機能です。

刺激防壁は、疲れると誰もが低下するといわれています。疲れていると他人の言葉に反応しやすくなる、といった体験が皆さんにもあるかもしれません。

認知症ケアでは、毎日続く疲労感のため、言葉や態度、行動に反応しやすくなります。

認知症者の短期記憶障害に対して、理解はしているのですが、つい「何度いったらわかるの」と感情的に反応したり、「私の財布を盗んだでしょ」という物取られ妄想に、「こんなに介護しているのに泥棒扱いされた」と怒りが生じたりします。

怒りには少し時間をおくことが必要です。

アンガーマネジメント(怒りの制御)に「6秒ルール」というものがあります。

6秒を過ぎると怒りが収まっていくので、深呼吸をしてみたり、介護ベットから離れてみたりすると、気持ちが落ち着く可能性があります。

ケアに疲れているところに罵声を浴びせられ、「死にたい」と感じる介護者もいます。

少し時間を置くことで、反応から生じている感情は収まっていき、冷静さを取り戻して「対応」できるようになります。

介護者に「自分の時間をつくりましょう」と言うのは、否定的感情を収め、刺激防壁の回復につなげるためなのです。

 

「時間置き 怒りの制御を してみては」

アイゼン、心の俳句・・・。

CONTACT ご相談・お見積りお気軽にお問い合わせ下さい

お電話からのお問い合わせ

0120-846-466

受付時間 9:00~19:00

メールでのお問い合わせ

LINEでのお問い合わせ

LINE見積り方法

友だち追加
写真を送る
アイゼンから見積が届く

電話する

LINE友達追加

お問い合わせ