認知症では、睡眠リズムを調整している体内時計が変性したり、屋内にいることが増えて日光を浴びる時間が減ったりするなどが原因で、睡眠障害が生じやすくなります。
介護者の悩みの一つは夜間のケアではないでしょうか。
トイレに行きたがったりベッドから起きようとしたりと、介護者は夜も眠れません。
睡眠障害が続く場合には睡眠剤を使わざるを得ません。
睡眠薬は認知症に悪影響を及ぼすといった意見もありますが、睡眠障害を放置すると、認知症リスクが高まることも事実です。
睡眠薬で最大の効果が現れるのは1時間後くらいで、持続時間は3~4時間程度といわれています。
睡眠薬を飲む時間が早すぎると、一度寝た後に真夜中に起きてしまう、興奮や徘徊が増えるといった状態になることもあるので、効き始める時間と持続時間を考えて使用しましょう。
「眠剤は 服用時間を 考えて」
アイゼン、心の俳句・・・。