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4月6日のブログ(運転免許の返納)の続きです。
認知症で運転が危うくなってきた人に、ハンドルを手放してもらうには、どうしたらよいでしょう?
前回のブログでは「納得させることが大切で、時にはうそを言うのも有効」とご紹介しました。
今回は、周囲が「シナリオ」を作り、本人の運転への執着をなくすことに成功した事例をご紹介します。
名古屋市内に住む男性(73)Aさん。
7年前に認知症と診断されたが、運転を続けておられました。
「無事故・無違反で、もともと安全運転の意識が強い人」
ところが、運転がおぼつかないことが出てきたため、妻は、「運転をやめさせなければ」と思ったが、なかなか言い出せませんでした。
そこで考えた【シナリオ】がこうです。
・偶然にも、男性の車がリコールの対象であると、自宅に通知のはがきが届きました。
男性にはがきを見せて「修理に出す」と伝え、実際には処分するシナリオを考えました。
妻が顔なじみの業者に事情を説明したうえで、車を預けるための書類は男性にサインをさせ、車を引き取ってもらい、その後妻が、正式な売却手続きを済ませたそうです。
【結果】
車が戻ってこないことに男性は「盗まれた」などと漏らすこともあったそうですが、そのたびに妻は話題をそらしてやり過ごしたそうです。
男性は日常的に目にしなくなったことで車を思い出さなくなり、次第に「あきらめるしかないな」というようになったようです。
今では高齢者事故のニュースに「車がなくてよかった」と話しているそうですおねがい。
書類にサインしてもらったのは、自ら判断したという実感を持ってもらうためです。
【その他のシナリオの事例】
・医師から運転をやめるように話したら、予想に反して素直に認めてくれた。
尊敬する人や職業の人から言うと効果的だった。
・ほかの車からクラクションを鳴らされた。運転に自信がある人だったのでショックだったと思う。
「もう運転は終わりにしよう」と言ったら、すんなりやめてくれた。
・ある時車のカギをなくしたと言い出した。
妻が探したら見つかったが、そのまま隠し、ディーラーには本人がカギの作成を頼んでも応じないように依頼。
本人が反発して半年ほど邪険になったが、何とか受け入れてくれた。
シナリオには、本人が納得できるような配慮が必要です。
事実ではないことでも、本人の安全を願う優しいうそも、時には必要なのかもしれませんね。
「シナリオで 安全守る 優しいうそ」
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