お盆です。
普段なかなか墓参りに行けない方も、盆の時期には墓石をしっかり磨き上げて、ご先祖様が安らかに眠れるようにしてあげたいですね。
新聞に載っていた、プロが教える「お墓掃除の方法」をご紹介したいと思います!
まず、墓石が汚れる一番の原因は、雨による汚れだそうです。
汚れが蓄積すると落ちにくくなるので、定期的な掃除が大切です。
汚れの主な原因は、雨に含まれる細かなちり。
繰り返し雨で濡れると、汚れがしつこくこびりついて取れにくくなります。
お墓の立地によっては、車の排ガスや鳥のふん、花粉などの汚れにつながります。
これらの汚れには、洗剤を使いたくなりますが、専門家は「普通の汚れは水洗いで落ちる」とおっしゃいます。
墓石の表面はつるつるしていても細かい隙間があり、塩素系や酸素系などの洗剤などの洗剤が入り込むと変色の原因になりかねません。
【使用する道具】
バケツ・たわし・ぞうきん・周りを掃く竹ぼうき・柄のついたブラシや歯ブラシがあると便利だそうです。
金属製のたわしは、墓石を傷つける可能性があるので、控えた方が良いそうです。
【実践】
基本は上から下へ。
墓石の一番上から水をかけ、たわし(金属製以外)で表面を磨きながら、汚れを下に流し落とします。
(墓石と土台の接ぎ目といった際まで届きにくい所の掃除には、歯ブラシを使うと綺麗になる。)
花立は、柄のついたブラシで、内側・外側の両方をみがきます。
表面に水滴が残っていると、これが新たな水あかの原因になります。
最後に乾いたぞうきんで全体の水分をしっかり拭き取ることが大切です!!
お墓は、自分の親や祖父母など、大切な人が眠っています。
思いを込めて掃除し、綺麗になったお墓に線香をあげると、とても気分がよくお参りができますね。
「思いこめ 墓石を磨き お参りを」
アイゼン、心の俳句・・・。