8月も最終週です。
子どもさんは、そろそろ新学期に向けて、生活リズムを整えたり、宿題の仕上げをしていきたいですね。
まだまだ暑い日もあり、熱中症になるリスクから子どもを守るには「こまめな水分補給」が大切になります。
しかし、心掛けていても、「足りているのかわからない」「子どもが飲んでくれない」と悩む親も多く、そして子ども達はいまいちピーンとこないですよね。
水分補給の仕方が「こまめに」という説明にとどまることが多いのは、体格、体調、活動状況、気温などで、取るべき量が大きく変わるからだそうです。
新聞に「世代ごとに設定された一日あたりの必要水分量」というのが載っていました。
体重25キロの児童なら、一日に必要なのは、2~2.5リットルで、平均体重(66キロ)の成人男性とほぼ同じだそうです。
子どもの方が呼気や皮膚から失う水分が多いことなどが理由です。
上記の表はあくまでも最低ラインです。
水分をしっかり取らせるには「食事がポイント」なんだそう。
一日に必要な水分量の4割程度は食事で得られているそうです。
水分の多い食事を心掛ければ、水分補給だけでなく食欲アップにつながるそうです。
例えば、主食をパンからご飯に変える、おやつをヨーグルトにする。
などです。
また、ご飯と味噌汁、果物、お茶などで500ミリリットルの水分が取れるため、朝食を抜くのはダメだそうです。
では、屋外に出かけたときは、どうすればよいでしょう?
熱中症に詳しい救命救急医のお話では、自分でできる年齢なら「自由飲料」が基本で、大人の役割は、水筒の中身を補充するなど、飲みたい時に飲みたいだけ飲める環境を整えることだそう。
一方低年齢の子は、遊びに夢中でのどの渇きに気づかないこともあります。
なので少なくとも小学校低学年までは、のどの渇きを訴える前に親が声をかけることが大切だそうです。
食事以外に、起床時や就寝前など、タイミングを決めて飲ませるよう勧めることも大切だそうですよ。
「子ども達 食事で水分 補給する」
アイゼン、心の俳句・・・。