9月になりました。
夏休み後半から休み明けは、子どもの自殺が多発するといいます。
「学校に行くのが怖い」そんな悩みを持つ子どもに周りはどう接したらいいのでしょうか?
まずは「つらい気持ちを否定せず受け止めることが大切」だそうです。
人間にとってつらいのは孤立して居場所がない状態。
「話を丁寧に聴くことが、悩む人を救う第一歩になる」そうです。
悩みをじっくりと聴き、共感を示すことが、とても大切です。
自分ではどう対応したらいいかわからない場合、心の健康相談を受け付けている最寄りの保健所や、各地で民間団体が開設している「いのちの電話」へのナビダイヤルなどへの相談をお勧めします。
ここで、幻の童謡詩人である「金子みすゞ」さんの詩をご紹介したいと思います。
こころ
おかあさまは
おとなで大きいけれど、
おかあさまの
おこころはちいさい。
だって、おかあさまはいいました、
ちいさいわたしでいっぱいだって。
わたしは子どもで
ちいさいけれど、
ちいさいわたしの
こころは大きい。
だって、大きいおかあさまで、
まだいっぱいにならないで、
いろんなことをおもうから。
この「こころ」の中でうたっているように、
心をいっぱいにしてお子さんに言ってあげてください。
「あなたはわたしたちの宝もの」と。
そして自分自身にも「わたしは宝もの」と。
宝ものと宝もので成り立っている。
家庭であり、学校であり、社会です。
決して抱え込まないでくださいね。
だれもが大切にされる権利はあります。
あなたの味方になってくれる人が必ずいるから、だれかに気持ちを伝えてくださいね!!
「悩まないで あなたの気持ち 伝えてね」
アイゼン、心の俳句・・・。