一昨日の11日、元プロ野球監督・野村克也さんが、虚血性心不全のために亡くなりました。
野村さんは、自宅の浴槽内でぐったりしていたところを、家政婦さんが発見したそうです。
お湯に浸かって血圧が急激に下がったのではないかとみる専門家もいます。
つまり、ヒートショックです。
この時季は、風呂場での事故が多発するときです。
脱衣所を暖め熱い湯を避けるなど、寒暖差に注意したいものです。
風呂場で事故が起きる要因として、急激な血圧の変化を挙げています。
冷え切った脱衣所で裸になると、寒さで血管が収縮して血液が流れにくくなり、心臓がさらに血液を送りだそうとするため、血圧が上がります。
寒いからといって熱い湯に飛びこむのも危険です。
熱さによるストレスで血圧はますます上がり、心筋梗塞や脳梗塞を起こしかねません。
風呂の事故を防ぐためのポイント!をまとめてみました。
風呂の事故を防ぐポイント
●入浴前に脱衣所や浴室を暖める
●浴槽から急に立ち上がらない
●家族は入浴中の高齢者の動向に注意する
●温度は41度以下、つかるのは10分以内
●食後や飲酒後、薬の服用後は入浴を避ける
●入浴前に家族に一声かける
特に高齢者は経験から、
「これくらい大丈夫」
と思いがちなので
風呂の湯を熱くしないなど家族が注意したり、
「風呂に入るよ」
と家族に一声かけることも大切です。
入浴前にコップ1杯分の水分を取ることを意識するといいそうですよ。
「冬の風呂 ヒートショックに ご注意を」
アイゼン、心の俳句…。