今日は4月1日。
エイプリルフールです。
だからといって、人を不安にさせるようなうそはやめましょうね。
不要不急のうそは、必要ありません!!
さて、
認知症になっても昔の記憶は残っているものです。
例えば、思い出の品を見ると、気持ちが安定することがあります。
古い思い出がよみがえるのと同時に、当時の温かい感情も引き出されるからです。
こうした心の働きを生かした精神診療法の一つに
「フォトセラピー」
というものがあります。
思い出の詰まった写真を認知症の患者さんや介護する家族に持ってきてもらい、
「いつ撮ったんですか?」
「思い出すことがありますか?」
と尋ねながら話を聞いていきます。
写真を通じて心の奥にある記憶や感情を思い出すことが、
それまでの家族の歴史を振り返り、
親子関係や夫婦関係を見つめ直すきっかけになるのです。
スマートフォンで簡単に写真が撮れる時代になりました。
でも、長い人生を一緒に過ごしてきた家族にとって、大切な思い出は、きっと古いアルバムの中にあるかもしれませんね。
「写真には 心落ち着く 思い出が」
アイゼン、心の俳句…。