「介護うつ」
という言葉を聞いたことがあると思います。
介護のストレスが原因となって生じるうつ病のことです。
無理心中など、介護を巡る悲しいニュースが後を絶ちませんが、その背景には介護者のうつ病があります。
介護うつの患者がどれほどいるのか分かっていませんが、日本では年間380万人以上がうつ病にかかり、精神科や診療内科を受診する人はその14%だそうです。
症状は
●「抑うつ気分」…むなしさや孤独感を感じたりする
●「喜びの喪失」…趣味や人付き合いなど以前は楽しめたことに喜びを見いだせなくなる
●「意欲低下」…何もやる気にならない
があげられます。
全身の倦怠感や食欲低下、頭痛、手足のしびれなどの身体症状が出る場合もあるようです。
こうした状態になっていることに介護者自身が気づいたら、すぐに専門医や家族に相談しましょう。
介護者は自分がうつ病だと思いたくないものですから、周りの人たちが気づくことが大切です。
「介護うつ 周りが気づいて 声掛けを」
アイゼン、心の俳句…。