夏休みが終わり、新学期の授業が始まる時期がきました。
子どもの様子に変化がないか、周囲の大人が目をこらしていたいものです。
政府の自殺対策白書によると、過去10年では、8月9月に小中学生の自殺が多いそうです。
友達とうまくいかない・・・。
授業についていけない・・・。
集団生活が苦手だ・・・。
そんな理由から、新学期で学校生活に戻ることに、不安を感じる子どももいるでしょう。
最悪な選択をさせないためには、悩みを受け止めることが欠かせません。
どうしても登校したくないと思う子にとっては、無理をせずに学校を休むのも選択肢の一つです。
フリースクールや食堂、外遊びを楽しめるプレーパークが無料や割安で利用できるなど、学校以外の学びの場が認知されつつあります。
悩みを共有する仲間に出会えば、気持ちも楽になるかもしれません。
子ども達が各施設で過ごす時間を通じて、元気を取り戻せるといいですね。
子ども達に異変がみられた場合には、学校や児童相談所、警察が連携して、子どもの命を守ることに全力を挙げて頂きたいものです。