栄養パトロールを実施し、高齢者を支援している管理栄養士の方がいます。
会話を通じて食べられない背景を理解し、食べる意欲を引き出すのが狙いです。
食事の状況や体調について聞き取り、アドバイスをします。
人とのつながりや仕事などの日課、習慣をなくしたことで、食事をしたり買物に行ったりする気力が戻らない高齢者は少なくないといいます。
1日二食になったり、調理の必要がある肉や魚を食べなくなってタンパク質が不足したりで、低栄養になりやすいそうです。
食事に含まれる水分も取らなくなる分、脱水症にも陥りやすくなります。
相談者の中には、栄養の偏りによる体調不良とみられる人もいるそうです。
健康相談という形では、なかなか足を運んでくれないが、栄養パトロールなら不安を訴えてこない人とも会話ができ、より大勢の状態を把握することができるそうです。
継続して訪問し、「あなたが言うなら食べてみよう」と思える関係を築いていくのが願いだそうです。
何歳になっても、食への意欲を育み、おいしくご飯を食べたいものですね!
「いつまでも 食で心の 若返り」
アイゼン、心の俳句・・