新型コロナウィルスの影響で暮らしが大きく変わる中、孤立しがちな高齢者を地域でどう支えるかが課題になっています。
感染拡大を防ぐため、大勢で集まったり、自宅を訪ねたりが難しくなっているためです。
高齢者が集う公共施設などが閉鎖し家に閉じこもる日々が続いた影響は大きく、宣言解除後には足腰が弱り、玄関さえ出てこられない人もいます。
これまで以上に町内で密に支え合う仕組みが重要です。
東日本大震災後、「豊かさダイヤグラム」というものを考案したそうです。
健康や収入、家族、社会活動、趣味、友達の6つの項目ごとに充実度を5段階で評価するものです。
他にも、高齢者の情報を拾い上げて町内の地図に印をつけるという「支え合いマップ」を作成し地域の福祉委員会などが情報を共有できるようにしている所もあるようです。
「三密」を避けることが求められる今後は、身近なつながりが一層大切です。
自然な形で顔を合わせる機会がある近所だからこそできる支え合いがあると思います。
「日常の 充実感を 個々評価」
アイゼン、心の俳句…。