人は緊張の中で頑張っているとき、周囲が心配するほど活動できるものです。
でも、その状態から解放されると、それまでの活動のペースが急激に変わり、
自らの役割が失われてしまったような感情が生じます。
こうした状態を「荷下ろしうつ」と呼ぶそうです。
「五月病」と呼ばれるうつ状態も、入社や入学の緊張がとれた五月の連休明けによく生じます。
新型コロナの感染拡大を防ぐための行動制限も、いつか終わりが来るでしょう。
でも、急に元の生活に戻すように焦って動いたり、頑張らなければいけないと気負ったりするのは、よくありません。
頑張りすぎることはストレスにつながり、その後の「荷下ろしうつ」のリスクを高めます。
新型コロナが落ち着き、自由に動けるようになった後こそ、うつに注意せねばなりません。
「解放後 荷下ろしうつに ご注意を」
アイゼン、心の俳句…。