6月初旬に梅雨入りした東海地方。
30度を超える日もあり、家にいても汗ばみます。
熱中症は暑さが本格化する七月下旬ころと思われがちですが、実は梅雨の時季も注意が必要です。
急な暑さに体が慣れていない上、湿度が高くて汗が蒸発しにくく、うまく熱を発散できなくなるためです。
熱中症は高温多湿にさらされ、発汗で体温を調節していたのがうまくできなくなり、体に熱がこもることで発症します。
主な症状は、めまいや頭痛、吐き気、倦怠感などです。
重症化すると意識障害やけいれんを起こし、最悪の場合は死に至ります。
特に、65歳以上の高齢者は注意が必要です。
体力が落ちていたり、体温調整機能が下がっていたりして、重症化しやすく回復にも時間がかかるからです。
こまめな水分補給を心掛け、部屋の気温や湿度は高すぎないか、服装は適切か、
本人だけでなく周りの人も気を配れるといいですね!