今日も暑くなりそうですね。
運動会の学校も多いと聞きますので、どうか体調管理に気を付けてくださいね。
さて、病気などで体や脳の機能が低下すると、その後も家に閉じこもりがちになる高齢者は少なくありません。
出かける意欲を取り戻してもらうには、どうすればいいのでしょう?
脳卒中や事故などによって脳の機能が著しく障害を受ける「高次脳機能障害」の後遺症によって、外出するのに今までの何倍も時間がかかったり、一人で外出できなくなったり、話したい言葉がうまくでてこなかったりすると、「みっともない自分の姿を近所の人に見られたくない」と自宅にこもりがちになってしまう方もいます。
要介護認定を受けられず、デイサービスに通えなく、家族には、仕事と家事、介護という負担がのしかかります。
そんな時家族は、「これがしたい」「これが食べたい」というような小さな声をキャッチできる環境を作れるといいですね。
家族が自分の気持ちを大切にしてくれると、不安も少なくなると思います。
本人が自発的に「何をしたい」と思って日頃から動かないと、体と脳の機能が衰えるものです。
ただ、やりたいことが見つからないからといって、強制してはいけません。
自分から「やりたい」と言えるような支援が必要です。
誰もが障害を得て、日常生活や趣味が普通にできなくなる可能性があります。
若いころから日常的に、新聞などで介護や医療に関する記事を読み、自分ならどうするか考えておくとよいかもしれませんね。
「小さな事 逃さず実現 やる気でる」