認知症の親や配偶者の介護は、ストレスを感じることも多いと思いますが、本人も家族も穏やかな気持ちで、楽しい時間を過ごしたいものです。
童謡など、共通して知っている歌を一緒に歌うと、お互いの感情が落ち着き、家族としての絆を深められることがあるといいます。
童謡の良さは、世代を超えて親子でも歌えることです。
認知症が進んでも古い記憶は残っており、親は幼いころの幸せな時代を思い出せます。
子どもは一緒に歌うことで親子の絆を再確認でき、互いに気持ちが安らぐのではないでしょうか。
童謡に限らず、同世代の夫婦が共通して知っている歌なども、似た効果がありそうです。
本人が知らない歌でも、テンポがゆっくりなら落ち着くかもしれません。
認知症の人は、相手の表情や声のトーンには敏感の方が多いようです。
介護が大変でイライラすることがあっても、穏やかな旋律の歌を一緒に歌えば、自然と声や表情は和らぎます。
そうすれば、認知症の人の感情も落ち着き、結果として介護する側も救われそうですね。
「童謡で 家族の絆 再確認」
アイゼン、心の俳句・・・。