新元号が決まり、いよいよ改元が近づいてきました。
それに伴って、改元に便乗した詐欺や悪質なセールスも出てきているようです。
「改元なので今日中に手続きしないといけない」などとうそをついて、キャッシュカードをだまし取ったり、皇室と結び付けた商品を強引に買わせようとする手口のようです。
また、2024年度から、新紙幣が発行されます。
「今の紙幣は使えなくなる。交換のため係がご自宅まで回収に伺います。」
「新紙幣の枚数が足りなくなるため、早めに予約しないか?」
といったウソが考えられます。
市役所職員や金融機関、警察がカードの暗証番号を尋ねたり、カードを預かったりすることは、絶対にありません。
消費者は、何らかの変化や対応を求められる出来事に、つい話を聞いてしまいがちになります。
そして、だます側は「やらないと大変なことになる」と不安をあおったり「お得だ」とそそのかしたりして、消費者の感情を揺さぶってきます。
さらに「時間がない」「早く」などとせかし、冷静な判断をできなくします。
特に改元はインパクトが大きく、しばらく被害が続く恐れがあります。
だまされないためには、どのような手口があるのかを知ることが大切です。