75歳以上の約半数が悩んでいるとされる加齢が原因の難聴。
近年、認知症のリスクを高めることが分かり、「聞こえ」の重要性が注目されています。
根本的な治療法はないようですが、補聴器を使えば、生活の質は上がります。
「年のせい」で済まさず、適切なタイミングで使い始めることが大切です。
認知症との関係が注目されたのは、2011年、アメリカで約600人に対して行われた研究だそうです。
難聴のない人に比べ、認知症発症の割合は軽度難聴で2倍、中等度難聴では3倍だそうで、「難聴は認知症の最大危険因子」とされたようです。
音の刺激が減って脳の働きが弱まることが、理由の一つ。
聞き間違いが増えるなどすることで、人との交わりを避け、孤立していくといった影響も考えられています。
聴力の衰えを感じたら、早めに耳鼻咽喉科を受診することが大切です。
快適な「聞こえ」を長く維持したいものですね。
「快適な 聞こえを長く 維持しよう 」
アイゼン、心の俳句・・・。