排せつは、家族にとってストレスの大きな介護の一つです。
トイレの失敗が多くなると、排せつ物の後始末などが増え、精神的な負担が大きくなります。
介護する側は何とかして本人に言い聞かせようとしますが、なかなかうまくいきません。
特に、介護する人に子育て経験がある場合、子どもの「トイレトレーニング」と同じような感覚で、認知症の人に接してしまいがちです。
ですが、子どもと認知症の人は違います。
子どもは、トレーニングを重ねて身につければ、上手に排せつができるようになりますが、認知症の人は記憶障害があるため、言われたことを忘れてしまうからです。
認知症の介護では、相手の行動を変えようと思っても、難しいケースが多いです。
介護する自分自身の考え方や、対応の仕方を変えることで、うまく問題に対処できるかもしれません。
「介護者が 対応変えて 気持ち楽」
アイゼン、心の俳句・・・。