前回のブログで、「フレイル」についてお話をしました。
フレイルとは、心身の活力の衰えや、筋力が低下することなどです。
体重減少や歩行速度、握力の低下に伴って、外出の機会が減ってしまうことなどが主な兆候です。
高齢者はコロナ禍の中、三蜜を避けるため、閉じこもっていたり、デイサービスの利用を控えたりといった生活を強いられています。
必然的に外出は減り、人との交流もなくしてしまいます。
生活は不活発で、知らないうちに体力や脳機能の低下をきたす環境です。
まさにフレイルを助長する環境といえ、高齢者のリスクは高まっています。
対策としては、高たんぱくの食品を意識的に取り、筋力トレーニングをして、人と交わることが必要でしょう。
例えば、
●生活用品の買い物など積極的に外出する
●手にペットボトルを持ち、足の重りをつけて早歩きをする
●階段の上り下りやスクワットをする
●高たんぱくな肉や魚を多く食べるようにする
などです。
コロナ禍にあっても、身近なところでフレイルや老化の予防はできますよ。
「努力して コロナとフレイル 予防可能」
アイゼン、心の俳句…。