新聞に驚きの記事が載っていました。
それは・・・・
万引きの約半数が高齢者というのです・・・。
ここ数年の摘発件数の約半分が、60歳以上による犯行だというのです。
警察は「安易な気持ちで万引きする人が多い。」と警告しています。
例えば、所持金を持っているにもかかわらず、たばこ(480円)やS字フック(10円)などの商品を万引きしてしまうなどです。
数十円の商品を万引きした高齢者の犯行の動機が「さみしかったから」「暇だから」などをといった、罪の意識がない言葉を聞くと、なんともあきれてしまいます。
また、精神疾患が要因の場合もあます。
万引きを繰り返してしまう「窃盗症(クレプトマニア)」の患者です。
窃盗症(クレプトマニア)とは?
経済的利得目的以外で、窃盗行為という衝動を反復的に実行する症状で、精神障害の一種。
元マラソンの女王、原裕美子被告が記憶に新しいですね。
彼女も資金的に困っておらず、手を伸ばした商品が欲しくて仕方なかったわけでもなかったようで、盗むこと自体が目的となったようです。
親が亡くなったり同居の子どもがいなくなったりしたことなどによる喪失感や、人間関係の中で認められず、万引きで報われた気持ちになるといったことが犯行の背景にあるといいます。
万引きは犯罪です。
まずその認識を持って欲しいものです!
「高齢者 やむなく万引き する国に」
アイゼン、心の俳句・・・。