私たちには「認知バイアス」というものがあります。
何か問題が生じた時、事前に記憶している「情報」とつなげてしまい、問題の正しい認知を妨げてしまうのです。
認知バイアスは専門医にも生じることがあるそうです。
現代は医療の専門性が分化し、医師は自分の専門領域については深く調べるが、ほかの領域については視界の外になります。
いつも診てもらっている医師も、認知バイアスが働けば「うつ病だから」、「認知症だから」とほかの異常を見過ごす恐れもあります。
大切なのは、医師に新しい情報を伝えることです。
「最近変わったことがあったので、聞いてもらえませんか?」と尋ねましょう。
医師も「もしかしたら」と対応してくれるはずです。
全てを「うつ病のせい」、「認知症のせい」と決めつけないようにしましょう。
「決めつけず ほかの異常も 疑って」
アイゼン、心の俳句・・・。