認知症介護では、介護者の気持ちが相手に伝わらず、期待通りの反応が来ないことがあります。
そんな日が毎日続くと、意味のないことを繰り返しているように感じたり、努力が無駄のように感じたりして「燃えつき症候群」
に陥ります。
そうならにためにもセルフケアをしましょう。
ケアといっても大げさなものではありません。
認知症の人が眠った後や、デイサービスに預けている間など、落ち着ける時間を一日のどこかでみつけます。
音楽を聴いたり、紅茶を飲んだりしてもいいですし、認知症の人がテレビを見てくれているなら、イヤホンで自分が好きな曲を聴いてもいいでしょう。
それは介護を怠けることではありません。
デイサービスに送った後、カフェに立ち寄ったり、ウインドーショッピングを楽しんだりすれば、介護者以外の自分に戻ることができます。
ほんの少しの時間、外の空気に触れるだけでも気分が晴れます。
窓を開け、遠くの景色や空の雲を眺めましょう。
そうした時間をより良いものにするのが深呼吸です。
深呼吸は不安やイライラ、怒りを収めてくれます。
緑の匂い、鳥のさえずり、風のささやき・・・。
今、感じていることに心を集中させましょう。
「深呼吸 日々の充電 心ケア」
アイゼン、心の俳句・・・。