夫婦の関係性は、認知症介護にも影響を与えるようです。
一方が認知症になることで以前の関係性が崩れることになれば、強い葛藤が生じるでしょう。
逆に、夫婦がお互いに求め、長く続けてきた従来の関係性を変えることなく対応できるなら、葛藤は少ないかもしれません。
家族療法の考え方である精神分析の観点から、夫婦の関係性を4つに分類できるそうです。
①自己愛的関係
②世話焼きの関係
③支配と被支配の関係
④性的関係
どんな夫婦にも、こうした心理的な関係性があり、状況によって変化していくそうです。
傾向として夫婦が高齢化すると
②「世話焼きの関係」と
③「支配・被支配の関係」が
強まるようです。
老いとともに配偶者への依存が高まり、あれこれと命令したり、逆に世話を焼いたりするからです。
お互いの性格や夫婦の関係を思い出し穏やかに介護していけるといいですね。
「関係が 介護に影響 与えていく」
アイゼン、心の俳句・・・。