脳科学の研究で、「感謝」の気持ちがストレスを減らし、幸福感を高めることがわかってきたそうです。
幸福感を高める方法の一つに「感謝の気持ちを探す」ということがあるそうです。
不安や後悔に焦点を当てるのではなく、「自分が感謝すべきことは何だろうか」と自らに問うことが、脳内のドーパミン回路の活動を増やし、生活を楽しいものにするといいます。
介護はストレスばかりで、「どうして私だけが・・・」といった被害感や、「将来どうなるのか」という不安、「生きていくのもつらい」という落胆など、マイナスの感情に支配されがちです。
そんな中でも、相手への「感謝」を探すことが、ストレスを和らげることにつながります。
「感謝」を探すことを通じて、人生のポジティブな面に集中できるようになります。
認知症が進んでしまった親や配偶者が、かつて自分にしてくれたことを思い出してみましょう。
「感謝」を見つけることそのものよりも、「感謝」を探し続ける気持ちを持つことが、より大切なようです。
怒りや悲しみ、不安が世界中に満ちている今こそ、身近な「感謝」の気持ちに目を向けましょう。
「近くある 感謝の気持ちを 探そうよ」
アイゼン、心の俳句・・・。