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高齢者の避難について

石川県で最大震度7を観測した令和6年能登半島地震。
大災害が起こると、身体の弱った高齢者は逃げ遅れやすく、避難後にも体調を悪化させやすいものです。
日頃からできる備えは何なのでしょうか?

 

高齢者の場合、まず気をつけたいのは薬です。
循環器の病や糖尿病などの慢性疾患の人が多く、常に薬を服用している割合が高いからです。
特に避難所では、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
段差などもあってトイレに行きづらく、行く回数を減らそうと、水分摂取を控えがちになるためです。
血液をさらさらにする薬などを普段飲んでいる人は、飲まなくなるとそのリスクがさらに高まります。

 

いつも飲んでいる薬を、一週間分くらい非常用の持ち出し袋に入れておくといいでしょう。
また、お薬手帳があれば、支援者から追加の薬を得られます。
薬の種類をメモし、非常用持ち出し袋に入れておけば、手帳を持ち出し忘れた際に役立ちます。

 

また、持ち出し袋に入れっぱなしにはできないものの、忘れずに持っていきたいのが、眼鏡、補聴器、義歯など
一般的な支援物資で対応できないものです。
車で避難する際には、杖も忘れがちだといいます。
感染症対策用にマスクの予備も忘れてはなりません。

 

持ち出し袋が重すぎて、運び出せない事がないよう、あらかじめ持って、本当に必要なものを選別することも大切です。

 

身体が不自由で単独での避難が難しい場合は、あらかじめ隣近所の人に「手助けをお願いしたい」と伝え、避難の手順も確認しておきたいです。
自治体は、高齢者など避難にサポートが必要な「避難行動要支援者」がどうやって避難するのかまとめた「個別避難計画」を作ることになっています。
あらかじめ相談しておくのも良いでしょう。

 

避難後、高齢者は体調が悪化しやすいですが、災害後は興奮状態にあるので本人も体調不良に気づきにくいそうです。
周囲の人は、高齢者に体調の変化がないか声掛けをし、高齢者本人は、ささいな変化でも早めに伝える事が大切です。

 

早めの相談が、自身や周りの人を守ることになります。

「高齢者 避難の手順も 確認を」
アイゼン、心の俳句…。

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