「入浴習慣が夏バテを防ぐ」という、ガス機器大手のリンナイと九州大学の研究発表が新聞に載っていましたので内容をご紹介します。
日常的な入浴習慣により発汗機能や血管拡張機能が向上する可能性があることをリンナイ(名古屋市)と九州大大学院の研究グループとの共同研究で明らかにしたと発表した。
入浴の習慣で体の表面から熱を放散する機能が高まり、夏バテや熱中症の予防につながることが示唆されるとした。
熱中症対策は、体を暑さに慣らす「暑熱順化」が効果的とされている。
研究は、入浴の習慣が、発汗を含む体温調節機能の個人差に影響するかを明らかにしようとおこなわれた。
入浴習慣ありの人の発汗量は、入浴中も入浴後も習慣なしの人を上回った。
実験全体を通してみると四割以上多いという。
血流量は習慣ありが習慣なしより入浴中に早く上昇し、血管拡張が早かったそうだ。
新型コロナウィルス禍などで運動不足の傾向が強まり、暑熱順化の機会が少なくなっていると指摘する。
大学:「家の中で行える入浴によって、運動を伴わなくても発汗・血管拡張などの熱放散機能が向上するという当たり前のようだが客観的な結果が得られたことは意義深い」とコメント。
リンナイ:「入浴習慣が体にとって良い効果を与えている可能性を見出すことができた」と説明した。
入浴で代謝が上がり、夏バテも予防ができるので、シャワーで簡単に済ませずなるべく入浴をしましょうね。
「入浴で 代謝を巡らせ 予防する」
アイゼン、心の俳句・・・。