体に触れ合って安心感を得ることは、認知症の介護においても大切です。
アメリカの認知症や高齢者ケアの推進団体は、思いやりを込めたボディータッチが、心身に様々な良い効果をもたらすことを紹介しています。
体に触れ合うことで、安心感や安全感、信頼感を高める「オキシトシン」というホルモンが増加するからです。
上記の団体によれば、認知症の人に5~10分程度、手のマッサージを行うと、イライラした気持ちを減らすことができるそうです。
3~5分ほど背中をさすることで不安が減り、眠りやすくなります。
さらに、体の痛みを減らし、心拍数や血圧を下げることも期待できるそうです。
思いやりを込めたボディータッチは、医師や看護師、介護職、ヘルパーといったケアの専門職が行うと、特に効果的のようです。
医師の場合、思いやりのあるコミュニケーションをたった40秒行うだけで、患者らに安心感や信頼感を与え、良好な関係を提供できるといいます。
身体に触れることの大切さを改めて見つめ直しましょう。
「介護にも 体に触れて 安心感」
アイゼン、心の俳句・・・。