介護保険サービスを利用するには、手続きを始めてからどのくらいの日数が必要なのでしょうか?
介護支援専門員(ケアマネージャー)や地域包括支援センター職員にケアプランの作成を依頼した後、おおむね1~2週間後にはサービスを利用できるでしょう。
認定の申請から結果通知までは原則30日以内なので、申請から考えると約1ヶ月半かかることになります。
ただ、そんなに待てない状況もあるでしょう。サービスを早く利用したい時は、要介護認定の申請と同時に、希望を地域包括支援センターに相談したり、居宅介護支援事業所やケアマネを選んだりしましょう。
そうすると認定結果が出る前でも、暫定のケアプランを作成してくれる場合があります。
ケアマネや同センター職員は本人や家族から、食事や入浴に介助が必要なのか、認知機能は低下していないかなどを聞き取って介護度を予測します。
まだ要介護認定の申請をしていなくても、ケアマネや同センター職員は手続きを代行できます。
審査に必要な調査にも同席し、本人や家族を支援します。
入院していて退院後にサービスを利用したい時には、入院先の医療ソーシャルワーカーが相談に応じてくれます。
暫定のケアプランで介護保険サービスを利用すると、予測した介護度と認定された介護度が異なる結果になることがあります。
利用料に差額が生じた場合には、追加で払わなくてはなりません。
まれに「非該当(自立)」と判定されると、利用料は全額自己負担になることもあるようです。
「認定前 暫定プランで 考える」
アイゼン、心の俳句…。