ヘルパーが自宅に訪問するサービスを「訪問介護」と言います。
食事や入浴、排せつ、着替えの際に介助してもらったり、掃除や洗濯、調理を行ってもらったりすることができます。
通院などで外出する際、医療機関への送迎を介助してくれる事業所もあります。
訪問介護は、利用者が自立した生活を送れるよう支援するもので、家事代行とは違います。
利用者以外の家族の食事の支度や、庭の草むしりといった利用者を直接支援しないことは対象外です。
看護師らが自宅にきて、健康観察や医療処置を行うのが「訪問看護」です。
主治医と連絡を取りながら病状を確認し、たんの吸入や床ずれの手当てをしたり、栄養を取るチューブを管理したりします。
ほかにも自宅で利用できるサービスはいろいろあります。
例えば、自宅での浴室で入浴するのが難しい場合には、事業所の職員が自宅に簡易浴槽を持ち運んで入浴を介助します。
体や髪を洗うだけでなく、入浴前後には血圧や体温を測るといった体調の確認も行います。
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士に自宅に来てもらい、リハビリテーションを受けることもできます。
理学療法士らが医師の指示に基づき、運動や家事を行うための動作などを教えてくれます。
薬剤師に飲んでいる薬を確認してもらったり、歯科衛生士から歯磨きや入れ歯の洗浄について助言を受けたりすることも可能です。
「利用して 訪問介護や 看護にも」
アイゼン、心の俳句…。