先日、宮崎県で震度5弱の地震がありました。
南海トラフ地震の発生時期を早める可能性も指摘されています。
地震大国の日本では、大地震の時の認知症の状態、ケアの在り方、避難所生活の方法などが調査報告されています。
大地震発生時、「認知症の人自身は意外と冷静でパニックになることはないが、家族が避難やケアに困惑する」と言われています。
これまでの事例では、他の避難者の迷惑を考えて、避難所以外の場所で過ごした家族もあったとのことです。
国内では2007年の能登半島地震の際に初めて、認知症者が安心して避難できる福祉避難所が設置されました。
さらに2011年の東日本大震災での教訓を踏まえ、今では各市町村に認知症者が避難できる場所ができました。
が、まだまだ福祉避難所について十分には周知されていません。
認知症家族の皆さん、地震直後は遠慮することなく、まずは一般の避難所に避難してください。
その後、介護用品や車いすなどが用意されている福祉避難所に移ることができます。
ふだんから地震への備えをしておきましょう。
「災害時 遠慮をしないで 避難所へ」
アイゼン、心の俳句…。